就活相談Q&A
就活の強い味方!インターンシップ活用方法
大学3年生の方からこんな質問をいただきました。
「インターン先は自分の就職したい会社や興味のある業界に行ったほうがよいですか?またインターンに行った会社は採用面接に影響しますか?」
入社後のミスマッチを軽減するためアメリカで生まれたインターンシップ制度。日本でも採用手法のひとつとして定着しましたね。特に就活生にとっては企業や業界の情報が得られるだけでなく、自己成長や自己分析につながる良い機会です。そこでいただいた質問から、インターンシップを有効活用するためのポイントについて、考えてみました。
作成:DODA新卒エージェント事務局, 2015.10.27
インターンシップ先は就職したい会社や興味ある業界から選びましょう
まずインターンシップ先ですが、ある程度志望が固まっているのであれば、就職したい会社や興味ある業界から選ぶことをおすすめします。実際に働き、外部からは見えない情報に接することで、その会社や業界が本当に自分にマッチするのか確認することができます。インターンシップは1年生から参加することも可能で、早くから始めるほどより多くの経験を積むことができます。就活スケジュールでは通常、6月からインターンシップ生の募集が開始され、夏休み期間を利用して参加するケースが多いですが、最近は冬もインターンシップを実施する会社が多く、秋から求人が増える傾向があるので、インターンシップ参加を検討している方は、ナビサイトなどを活用して情報収集しましょう。
参加する目的をじっくり考え、言語化しておきましょう
会社によってはインターンシップ参加が採用に直結したり、少なからず影響する場合があります。またインターンシップ先以外の会社に応募した場合でも、採用担当者にインターンシップ先を聞かれることもあります。選考では応募者の志向性や軸が重視されます。だからインターンシップ先に一貫性があると、あなたの志向性を裏付ける根拠となりえます。ただ、より大切なのは、「どの会社のインターンシップに参加していたのか」よりも、参加目的やインターンシップを通じて学んだこと、そしてそれを自分の言葉で語れるようになることです。そのためには、「インターン先の会社は何をしてくれるのか」という受け身の姿勢ではなく、「こんなことを習得しよう!経験したい!」と主体性を持って参加する必要がありますね。
インターンシップは経験を重ねれば重ねるほど、得られるものが多い絶好の機会。経験を通じて自身の課題が見えてくれば、さらに成長速度が増します。大学生の就活に与えられた特権、「インターンシップ制度」を積極的に活用しましょう。
- 【作成者】DODA新卒エージェント事務局
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