就活相談Q&A
面接で泣いてしまいました
「個人面接で家族のことを話しているうちに、感極まって泣いてしまいました。やはりこれは減点対象になってしまいますか?」
作成:DODA新卒エージェント事務局, 2016.05.10
面接で涙を見せるのは、極力避けましょう。
「減点対象になるかどうか」は面接官(企業)の判断となりますので、ここではあくまでも一般論として、「面接で涙を見せられた時の企業の印象」をパターンに分けてご紹介します。企業側の評価が少しきつく感じられるかもしれませんが、学生と社会人との違いでもありますのでどうぞご理解ください。
- 【面接で涙を流してしまうパターン】
- 1.質問に対してうまく答えられず泣いてしまう
- 2.圧迫面接のような形式で厳しく質問されて泣いてしまう
- 3.緊張して、または感情を抑えられずに泣いてしまう
- 【企業の印象】
- 1.質問に対してうまく答えられず泣いてしまう
精神的に幼いと見られます。「うまく答えられない…」と泣くのは子供と同じです。そして、子供のような人と一緒に働くことは不安でしかありません。例えば商談がうまくいかないからと、取引き先で涙を流すようなことがあったらいかがでしょうか。そのような社員を採用しては、企業の信用を損ねることになりかねません。
- 2.圧迫面接のような形式で厳しく質問されて泣いてしまう
ストレス耐性が低いと見られます。「圧迫面接」や「鋭い質問」は、就活生のストレス耐性を見るために行われている側面もあるため、そこで泣いてしまうということは、ストレス耐性が弱く、企業側がスクリーニングしたい対象であることを露呈することになります。
- 3.緊張して、または感情を抑えられずに泣いてしまう
情緒不安定と見られます。社会人として会社側が求めるのは、健全な心と体を持っている人物です。例え理由があったとしても、いきなり泣き出すような人は、「情緒不安定で仕事を任せられるか心配」という印象を与えてしまいます。
このように、どんな理由であっても、面接の場での涙が肯定的に捉えられることはあまりないので、なんとしてでも阻止しなければなりません。 落ち着いて面接を受けるための対策として、企業に提出する前に必ずESのコピーを取り、面接前にしっかり読み込んで自分自身を「客体化」しておきましょう。面接は「自分自身」という商品を企業に売り込む場であるとも考えられます。自分自身の特徴や強みを客観的に捉え、落ち着いて相手に伝えられるようにしておきましょう。